20代後半あたりから不調を感じるようになってきた、という女性は多いと思います。
そこでカラダ漢方が提案したいのが、漢方を取り入れたセルフケア「漢方習慣」

漢方は原因不明の不調のケアに優れており、女性特有の悩みのケアにも有用。
さらに、カラダのバランスを整えて複数の症状をケアできる、「未病先防(みびょうせんぼう)」で健康を守るなどさまざまなメリットがあるからです。

カラダが変化しはじめる30代で漢方習慣を身に付ければ、30代以降のカラダの変化にしなやかに対応し、その後の人生をより健やかに楽しく過ごせるようになるでしょう。

今回は、30代の女性が不調を感じる理由や、漢方を取り入れるべき理由について解説します。

不調に悩む30代女性は「漢方」でセルフケア

  • 疲れがとれず、常に疲労感がある
  • 生理痛などPMSがひどくなった
  • 風邪をひきやすく、治りにくくなった
  • 病院に行くほどではないが、毎日つらい
  • 不調の原因が分からず、どうしたらいいか分からない

30代女性でこのような原因不明の不調を感じている方は多いのではないでしょうか。

実は、30代前後の女性が不調に陥るのには理由があるのです。

漢方では、女性は7年ごと、男性は8年ごとにカラダが変化の時期を迎えると考えます。
そして、女性のピークは4サイクル目の28歳。それ以降は「気」が減っていくといわれています。

気、つまりエネルギーは衰えているのに、元気いっぱいだった10〜20代と同じ感覚で日々を過ごしていては、カラダへの負担が大きくなり、不調になるのも当然ですね。

そこで大切なのが、加齢と向き合い、年齢と共に変化していくカラダやココロの不調を感じ取って自分で調整していくセルフケア。睡眠や運動なども大切ですが、なかでもおすすめなのが生活に漢方を取り入れる「漢方習慣」です。

30代女性に嬉しい「漢方」のメリット4選

漢方は女性にとって多くのメリットがあります。

◆漢方を取り入れるメリット◆

  • 原因不明の不調のケアに優れている
  • 女性特有の悩みのケアにも有用
  • カラダのバランスを整えて複数の症状をケア
  • 「未病先防」で健康を守る

日本では「不調なら病院へ行く」のが一般的ですし、病院で治療を受ける選択肢もあるでしょう。

ただ、西洋医学では「痛みには痛み止め」のように、症状に対してピンポイントで対処するため、原因不明の不調改善にたどり着くのが難しいケースも多いようです。

一方、原因不明の女性の不調に対するケアを得意とするのが漢方などの東洋医学です。

漢方はカラダの状態に加えてココロの不調も含めた全体のバランスを整えてくれるので、「気分の落ち込み」と「頭痛」といった、一見関係ないように見える複数の悩みを同時に改善できる可能性もあります。

さらに、バランスを整えることで「未病先防」、つまり病気になってしまう前に未然に防ぐことも可能です。ちなみにこの考え方は、中医学*では古くから大切とされてきました。

メリットばかりの漢方を生活に取り入れる「漢方習慣」。30代女性にぜひ身に付けて欲しいスキルです。

簡単、美味しいからはじめる「漢方習慣」

「漢方習慣」と聞くと、難しそうと思うかもしれませんが、まずは、日々自分のカラダと向き合って自分に必要なケアは何かを感じ取り、寒い時にジンジャーティーを飲んだり、疲れた時にスイーツを食べたりする感覚で漢方を試してみてください。

例えば、冷えに悩んでいるならカラダを温め美肌にも有用とされる生姜たっぷりの黒糖姜母茶(コクトウキョウボチャ)を。お湯に溶かすだけでおいしくいただけるので、オフィスに常備しておけば手軽に漢方習慣をはじめられます。

また、ナツメとコラーゲンたっぷりの生薬、阿膠(アキョウ)で作った阿膠棗(アキョウナツメ)は、ドライフルーツ感覚で美肌や貧血、不眠もケアできます。

そのうえで、まだ不調を感じるようだったら、サプリメント的な漢方に挑戦するのがおすすめ。
カラダ漢方では「症状」や不調を感じる体の「部位」、「生薬名」などから自分に合った漢方をさがすことができます。ぜひチェックしてみてください。

30代で漢方習慣を身に付けることができたら、30代以降のカラダの変化にしなやかに対応し、その後の人生をより健やかに楽しく過ごせるようになるでしょう。カラダ漢方が、漢方習慣をはじめる皆さんのきっかけとなれればうれしいです。

*中医学とは、中国の伝統医学のことを意味します。対して、漢方は中医学を元に日本独自の考えにより日本国内で発展してきたものを意味します。