多くの女性が毎月抱える生理痛やPMSに関するお悩み。
頭痛、腰痛、だるさ、食欲の増減、気分の浮き沈みなど症状は人それぞれで、辛いときには学校や会社へ行くのもしんどいという方も多いのではないでしょうか。
そんな女性特有のお悩みをサポートする漢方が「参茸」（サンジョウ）です。人参と鹿茸の組み合わせのことを指します。
今回は、PMSを緩和するためにピルを服用していても、なかなか改善されずに悩む20代女性スタッフが位元堂の「参茸白鳳丸」（サンジョウハクホウガン）を体験。
気分の落ち込みには、あまり変化を感じなかったものの、生理前特有の肌荒れが改善され、少しずつカラダが整っていくのを感じました。
それでは、20代女性スタッフIが体験した4週間のココロとカラダの変化をご紹介します。
目次
参茸とは、人参と鹿茸を組み合わせた漢方
参茸は、人参と鹿茸（ロクジョウ）という生薬の組み合わせを指します。
名前にある参は人参の「参」、茸は鹿茸の「茸」です。
人参と鹿茸は古来より、代表的な高貴薬として珍重されてきました。
滋養強壮やアンチエイジングのほか、更年期障害や冷え症、生理痛など女性特有の悩みをサポートするとされています。
参茸白鳳丸（サンジョウハクホウガン）とは？
香港の老舗漢方ブランド位元堂による女性のための漢方。肝臓や腎臓の血液を補い、血の巡りをよくすることで生理痛をはじめ、生理時の不快な症状を緩和する生薬を配合。さらにカラダを温めてくれる働きに加え、美肌も叶えます。詳しく見る
きっかけは、ピルを飲んでも改善されないPMS
今回漢方を体験したのは、生理痛とPMSに悩む20代後半の女性スタッフ。
10代の頃から重い生理痛に悩み、1年ほど前からピルの服用を開始。生理痛は鎮痛剤が不要になるくらいまでに緩和されたものの、ＰＭＳには毎月悩まされているそうです。
毎月のＰＭＳでは、手足の冷え、気分の落ち込み、肌荒れが特に気になってメンタルが安定しないことも多いとのこと。
ピルでも完全に生理前後の悩みは改善されなかったので、「少しでも辛いＰＭＳを改善できるものはないか」と漢方を試してみることにしました。
女性スタッフIのプロフィール
| 年齢・性別 | 20代後半 / 女性 |
| 体の悩み | ＰＭＳ、カラダの冷え、足のむくみ、生理痛が重い |
| 体質 | 気の巡りが悪く停滞していて、自律神経系の緊張など不安定な状態の「気滞（きたい）タイプ」 |
| 生活スタイル | 6割自炊、4割外食。飲酒は週に1～2回程度。毎日12時前に就寝、寝る前の食事は避ける |
生理前特有の肌荒れが改善、ＰＭＳによる気持ちの落ち込みに効果を感じるまではもう一歩
私の飲み方―ピルと同じタイミングで、毎日20時に1包
日1包、毎日20時のピルを飲む*時間に一緒に飲んでいました。
錠剤自体は小さいですが、1包に入っている量が多いので、初めは飲みづらさを感じました。常温のお水で飲んでいましたが、漢方独特の味わいを感じるのはほんのわずかなので、味に苦手意識があっても抵抗は少なく飲むことができます。
1週目「せっかく漢方を飲むなら、と健康的な食事を意識」
漢方を飲んでいると、より健康的でありたいと自分の生活を見直す時間が増えました。
特に食事は、「できるだけカラダにいいものを食べたい」と思うようになり、普段よりも自炊する回数が増えました。
参茸白鳳丸自体の効果はまだ感じられませんでしたが、和食中心の食生活に改善したおかげか、体重が2キロほど減りました。
2週目「肌の調子が少しずつ改善されてきて、よりカラダと向き合うように」
２週間飲み続けて、初めにカラダの変化を感じたのは肌の調子でした。
トーンが上がって、肌質が改善されてきました。ビタミン系サプリを飲んでいるので、相互に作用したのかもしれません。
綺麗な肌だと気分が明るくなり、「次は冷え対策にも力を入れてみよう」と自分のカラダとより向き合うマインドになりました。
3週目「疲れは取れやすくなったが、生理前の腰痛は健在」
参茸白鳳丸に含まれている生薬のおかげか、たっぷりと睡眠をとるように心掛けていたこともあり、疲れにくいカラダになってきていると実感しました。
連勤でも疲れが溜まりにくく、寝起きはすっきりしていて清々しい朝を迎えられました。
ただ、この週はいつもの生理前と同様、腰痛に悩まされました。白湯をのんだり、マッサージしたりしてケアしました。
4週目「肌荒れはゼロ、PMSによる気分の落ち込み改善はもう少し」
この週は生理1週間前で、普段であれば肌のごわつきや荒れが気になりますが、今回は全くありませんでした。PMSによる気分の落ち込みはあるものの、肌の調子が良いことで、心なしかポジティブでいられました。
参茸白鳳丸に期待していた辛いPMSの症状がすべて改善されるというわけにはいきませんでしたが、漢方はじっくりと体質を変えていくものであると思うので、もう少し続けて自分のカラダに合うのか確かめたいです。
もう少し継続して、効果を見極めたい
漢方を4週間試して感じた変化は、PMSだけでなく、ココロや生活が改善されていったことです。
漢方を飲んでいると、健康や美容に気を配ろうという意識が高まったり、食生活を見直そう、と思うようになりました。
ひとつでもカラダにいいことをしていると、自分とより丁寧に向き合おうと思えます。
また、漢方を飲まなくなったあとに眠りが浅く、疲れが溜まるようになったので、参茸白鳳丸を続けていた間はカラダが整っていたのだと感じることができました。
1か月では、PMSの改善にはあまり効果を感じることはできませんでしたが、肌の調子、疲労感などに対しては改善を実感できたので、もう少し続けてPMSや生理前の不調に対する効果を確かめたいです。
女性特有の悩みに対する漢方は、継続が重要なものが多く、種類もたくさんあるので、自分に合うものを見極めていきたいです。
PMSや生理痛のケアにおすすめ漢方3選
参茸白鳳丸以外にも、30～40代男女スタッフが悩みに合わせて商品を選び、実際に試したレビューをご紹介しています。それぞれの体験レビューは下記をご確認ください↓
